会報23

熊の巣で飯をごちそうになる


鹿児島港と鹿児島市役所を結ぶ港大通公園。夜はライトアップされて美しいところです。
こんなところ長崎にはありませんね。


 だいぶん前にご案内していたとおり、長崎から「嫁に行けない同盟」2名が上陸し、これまた当該同盟者と思われる福祉事務所のKちゃんちで大酒を飲みました。本人達は「嫁に行く気はあるけどきっかけがないだけ」と言ってますが・・・・。

 当日私たち家族は保健所のKファミリー(管理人注:Kちゃんとは別人です。念のため。)に誘われ、チャーターした「明恵丸」に乗って大島へと向かい、朝10時から午後2時までたっぷり海水浴を楽しんだ後、真っ黒に日焼けしたかわいいみのりちゃんと泣く泣く別れ、これまた一人では対応困難なため二人と顔なじみのG水産課長と共にKちゃんちへと向かいました。

 途中ビール1.5リットルと青森の「八鶴」を仕入れ、肴にキジハタとヤリイカの刺身、牛肉のたたき等を購入し、大島で調達した三角ミナと大村名物ゆでピーに、皿うどんを作るとのことだったので、基本の金蝶ソースを持参し小世帯住宅を訪問しました。

 予想よりも老朽化して狭い室内をチェックし窓の外を眺めると涼しげにお墓が立ち並んでいて、トイレやお風呂の造りもなんかかわいそうなものがありました。不審者対策の赤外線探知機が駐車場にあるのが妙におかしかったです。

 海水浴で疲れた身体をビールで癒し、せっかくの高級魚の刺身を堪能すべくお酒へとシフト。長崎から来島のY倉はビールも飲まずスタートから冷酒のくせに生ものは口にしないというもったいない奴であるが、広末に似ているので特別に許す。私が宝くじに当たった暁にはおめかけさんにするといって既に5年以上が経過し、そろそろあてにならない事を実感したのか2年以内に結婚するとおっしゃっていますので、我こそはと思う方は私までご連絡ください。

 もう一人のM内は私とため年であり、いよいよ人生正念場のようです。友人としては行く末がとても心配?誰か老後の面倒を見てくれそうな人はいませんかねぇ。

 Kちゃんの手料理ということで木の実や生鮭がドンとならぶのかと思ったら、意外と小料理屋さんメニューが手際よく出てきて感心しました。T橋さんにお店をまかせる際には調理兼皿洗い担当の裏方として雇わなくてはなりません。

 そんなこんなで美味しい料理を堪能している内にありゃもう「八鶴」は空っぽとなり、しょうがないので「天狗舞 柔」を追加購入し、再びずぶずぶと飲みながらお見合いの話や結婚相談所への入会金等についての切実なお話をうかがったのでした。つらいねぇ。

 まぁそれでも私としては最終的にお気に入りのY倉に膝枕してもらったのでご機嫌でUFOにも乗らず無事帰宅したのでした。

  戻る