会報26

壱岐の海と酒の海を泳ぐ



鹿児島県県民交流センター。旧県庁舎敷地(県政記念館と同じ場所)
に建設されている。お金かかってますなぁ。

 壱岐も三年目になると夏場にお客さんが、それこそ親の仇をとるかのように殺到されます。おかげで支部対抗から戻った7月23日以降、本日8月12日までの3週間、家で夕食取ったのはわずか4日間だけという荒んだ生活を送ってしまいました。せっかく節制して健康を取り戻し体重も低下傾向にあったのに、まったく元の木阿弥です。

 例年石田の筒城浜や錦浜では泳いでいたのですが、今年は大島までチャーター船で渡りほとんどプライベート・ビーチの世界を堪能したり、ツインズ・ビーチとして売り出し中の小水浜や塩樽海水浴場にも出かけたりと、おかげでお父さんは2回ほど脱皮しました。現在3回目の脱皮中です。みのりちゃんは中から進化した新しいお父さんが出てくることを楽しみにしています。

 福江島の高浜や頓泊や香珠子、上五島の蛤浜も美しかったけど、壱岐の海もとてもすばらしい。土地の人がもっと綺麗だったという昔はいったいどんな有様だったのでしょう。おっちゃんのくせに桜貝見ながらぼんやり考えたりします。

 12日も娘と二人で塩樽へ。子供と一緒に海で遊んでるだけでも結構体力は消耗するし日に照らされて喉も乾いているわけです。そんなところに芦辺に帰省していた議会事務局議事調査課勤務、長崎県庁プロレス狂会顧問、日本酒道黒帯、元綱引き長崎県代表であらせられますS藤T雄40歳が、同じく元綱引き長崎県代表の嫁さん&6歳と3歳のガキを連れて来宅されました。この夫婦は赤い糸ならぬ赤いロープで結ばれていたのでしょう。結婚式の受付をライガーのマスクつけてやってあげたのがもう7年前です。

 参考までに最近の綱引きの長崎県代表男子チームは石田町の「遠山の金さん」です。ついでに世の中には「綱引きマガジン」という本もあるし、アシックスからは綱引き専用シューズも出ていることもお知らせしておきましょう。昔はオリンピックの正式種目です。

 さすがに手ぶらではなく、鳥取の「日置桜」と新潟の「鶴亀」のいずれも生酒とビール5リットルを持参されました。喉がカラカラ状態の私はごっくんとビールを飲み干し、水分が身体に行き渡ったところでお酒へと進みました。ガキどもがまとわりついてくるのをはぎ取りながらの作業となりましたが、なんとか味見はできました。私は生酒に関してはいまいちって感じです。何だか醸造途中、味未調整といったまどろっこしさを感じます。火入れして味決めてなんぼじゃないのかなぁ。ビールは生がいいんだけど。

 そんなこんなでビールが2リットル余りましたが後はきっちり飲んでお帰りになられました。どうやら満足されたご様子でなによりでした。私の飲み会もとりあえずこれで一段落です。後は19日から3歳のガキと1歳の怪獣を伴い来島予定の弟夫婦を迎え撃てば我が家にも平和がやってくるはず。壱岐での最後の海水浴を辰の島で飾りましょうかね。

 それにしてもよく来るものですお客さんが。沈むぞ島が・・・・

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