一人娘と美少年

2月の松山城。愛媛にも美味しい地酒がいくつかある。

 6月5日は我が家の箱入一人娘「みのり」お嬢様の5回目の誕生日。午後2時頃子宮破裂の怖れがある嫁さんの生命保持のため、帝王切開で予定日より約3週間早くこの世にお出ましになりました。

 当初は保育器に入れられるほどのチビちゃんでしたが、今は幼稚園の年中クラス最大で、特に頭は年少の時からLサイズの父親似で、かぶれる帽子がなくなったらどうしようと心配しています。

 最近壱岐N改「H技師」の長男「かずひろ」君のことをかっこいいと言ったり、N課の「E係長」のご子息「さとし」君やHK所の「K係長」ん家の「りょうま」坊ちゃんが家に遊びに来たりとお父さんとしてはこちらも心配です。K課の「M技師」のとこの「ひろ」くんやN課の「F技師」んとこの「とも」くんもみのりちゃんのこと気になってるそうだし・・・・。

 「一人娘」は納豆と偕楽園と黄門様で有名な茨城県のお酒で、関東平野の真ん中で鬼怒川の軟水を使い、大切な娘を育てるように醸造しているそうです。私は飲んだことありませんが、物の本によると口当たりがなめらかで、喉ごしが柔らかく、ワインに親しんだ外国人にも受けがよいそうです。

 対する「美少年」は熊本県の、その名も「美少年酒造梶vが製造・販売しています。私はこれも多分飲んだことがありません。人の想像力は無限だとお考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、実際のところ見たり聞いたり食べたり飲んだりしたことでなければ相手に伝えることはまずもって不可能なので、今度味見してみます。

 昔々、「糸井重里」が初めて出したエッセイ集「ペンギニストは眠らない」の中で、人の想像力の限界を音階により具体的に示したことがあります。

 あなたはどこまで高い音または低い音を頭の中で鳴らすことができますか?

 お酒の話から脱線しっぱなしで恐縮ですが、要する「飲めばわかる!」ということでしょうし、「習うより慣れろ!」でしょうから第一回会合を催します。ついては都合の悪い日を私までお知らせください。(管理人注 第一回会合はもう終わっています。)

 お酒については先週栃木県まで出張されたSさんが、事前に購入を命じた3種類を律儀に宅配してくれました。

 銘柄は今年度純米酒部門第5位「特別純米酒杉並木年輪」、同第10位「若盛特別純米門外不出」、吟醸酒第6位「澤姫中吟」です。現在職場の冷蔵庫で厳重保管中ですが、会合日程が決まらないと頭の黒いKネズミが家に引いていくかもしれませんので、早めのご連絡をお願いします。(※管理人注 平成11年度 雑誌特選街による順位)

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